今節は選手個人の評価をしても仕方がない。強いて言うならば、良くも悪くもダニエル次第だったということだ。彼が負傷でピッチを離れた一瞬の隙に、それまでダニエルが完封してイラついてまでいたウェリントンにゴールを許してしまう。ゴール前で完全にフリーにしてしまっては、どうしようもない。
もったいないゲームだった。この失点がなければ流れはまだ大分にあった。まあ、終盤にオフサイドで福岡のゴールが認められなかったから勝ち点1が取れたということで、ラッキーだったと考えよう。高松を60分にこだわって使ったがために、西がクロスを上げようとしてピッチを蹴って負傷し、ダニエルが続いてしまったときに三平も痛んでいたから、対処が難しくなってしまったのだ。
京都は勝って、岐阜は中止。次節の愛媛戦は、何が何でも勝たなければならない。ダニエルは無理だろうが、もともと兵働のポジションだ。西が無理なら松本怜がいる。間違っても、伊佐や後藤を使ってはいけない。後藤とキム・ジョンヒョンが決めたFKからのゴールは、もう忘れよう。