【京都】本能寺と信長展

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これまであまり興味がなくてスルーしてきたのですが、たまたま宿泊したホテルに近かったので本能寺を訪れてみました。ちょうど日本史の本を読んだ直後ということもあり、また僕の家は日蓮宗なので、その意味ではとても興味深い展示でした。

本能寺が何度も火災に遭ったことは知っていましたが、その割には豊富な宝物が伝わっているのですね。明智光秀が信長を攻めたようなときは、恐らく先に情報を流して武士でない関係者や寺宝を避難させたのではないかとのことでした。

大寶殿宝物館での「本能寺と信長展」では、豊臣秀吉朝鮮出兵した際に本能寺が寄贈した帷子のお礼の書状が見られました。付け届けというか、物を贈る習慣は日本文化に深く根ざしているのですね。また、狩野直信作の「唐人物図扇面貼交屏風」は当時の風俗をパノラマ風に見せてくれていて、興味を惹かれます。この展覧会は8月末までの開催ですよ。