京都の南へ、近鉄で竹田まで。バスに乗ろうと思ったけれど、本数が少なかったのであきらめて片道15分ほど歩きました。城南宮のホームページには「方除け ・厄除けの祈祷、車のお祓いの神社。青もみじの庭に源氏物語の花が咲きます」という一文があったのですが、いまひとつイメージがわきませんでした。
雨上がりの朝ということもあって、参拝客は皆無。庭園を掃き清めるスタッフと受付スタッフにしか会いませんでした。お参りを済ませてから「神苑」へ。こちらは５つのエリアに分かれる広大な庭園で、「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮の庭」からなります。この時期では花は期待していなかったのですが、数種類の花が咲いていました。
歩いているだけでリラックスした気分になれるし、静けさに時間が止まったような錯覚さえ感じるほどです。特に素晴らしいのは「青もみじ」。紅葉する前の鮮やかな緑色をした葉が、活き活きとした植物の生命力を伝えてくれます。期待を大きく上回ったので、満足度は高かったですよ！
