ワールドカップ・南アフリカ大会もいよいよベスト4。火曜日と水曜日の深夜に準決勝が行われます。対戦カードはオランダ－ウルグアイとスペインードイツ。予選リーグの時点では「南米優勢、欧州不調」という評価でしたが、ブラジルもアルゼンチンも消えてしまいましたね。
フランスとイタリアが早々に消えたのは、世代交代の失敗もあると思いますが、やはりピークを決勝トーナメントに持ってくるフィジカルとモチベーションに対するマネジメントの重要性を感じます。序盤に苦労していたスペインやドイツは、まさにピーク前の助走期間。スペインは「無敵艦隊」と呼ばれながらも、過去にはピーク前に消えてしまうことも多かったので、強豪国でも難しいということですね。日本代表がその域に達するには、まだまだ時間がかかりそうです。
さて、予想ではなく希望としては、スペインとオランダの決勝でスペインが勝って欲しいです。ドイツのチームプレーは素晴らしいけれど、個人で見て好きになれる選手がいません。ここまで攻撃参加をかなり控えているセルヒオ・ラモスが突破して、セスク→フェルナンド・トーレスでゴールを決めてくれたら最高です。
