【Rookies-卒業-】青春と笑いのバランス

TBSの番組に出演者が出まくっているのはやり過ぎですが、ドラマのシリーズが面白かったので映画版も期待していました。前半は、ややエピソードを詰め込み過ぎ。後輩の赤星と濱中の登場や、予選を勝ち上がっていく部分などは、もっと大胆に省略してもよかったのではないかと思います。個々のシーンが細切れになり、説明的な流れが目立ちました。

それでも、東東京大会の決勝戦から卒業式までの部分は、熱すぎる感もないわけではないけれど、佐藤隆太の表情や市原隼人小出恵介らの好演で十分にカバーしています。笑いの要素も絶妙のバランス。緊迫する決勝戦で湯舟(五十嵐隼士)のまさかの出塁や、「流星の絆」の「妄想係長」のテンション満載の平塚(桐谷健太)がいいスパイスになっています。

勝戦にしては振り逃げセーフティバントが多用されるのは、まあご愛嬌ですね。ちなみに、振り逃げは一塁にランナーがいたら出来ませんので、鑑賞する際に頭に置いておくとちょっとしたヒントになりますよ(^^;

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