【アジアリーグ】おめでとうクレインズ

今日のスポーツニュースといえば、間違いなくWBC準決勝で米国を下した侍ジャパンだと思いますが、あえてアイスホッケーの記事を書きます。結局今季のプレーオフは一度も生で観戦できず、そしてSEIBUプリンスラビッツ日本製紙クレインズに屈したまま、廃部を迎えることになってしまいました。

レギュラーシーズン2位のラビッツは、プレーオフに入ってまず王子イーグルスを4-0でスイープしたものの、ファイナルではレギュラーシーズン1位のハルラを下して勝ち上がったクレインズに3勝1敗と追い詰められ、2勝を返したものの最終戦で力尽きましたね。

このファイナル、河合やローチフォルトが出場停止をくらい、さらいには佐藤翔がケガで戦列を離れる中、キャプテンの鈴木貴人や主力FWのパーピックの活躍が目立ちました。このチームを引っ張ってきた彼らの思いが強く表れていて、胸が熱くなりました。

残念ながら、現時点でもまだチームの受け入れ先は見つからず、おそらくはこのまま消滅してしまうのでしょう。関東エリアでトップレベルのアイスホッケーが見られる機会がほとんどなくなってしまうのは寂しいですが、この現実は受け入れなくてはならないのでしょう。一方、シーズン4位から逆転優勝を遂げたクレインズには、おめでとうと言いたいです。ラビッツを戦力外になったユールが活躍していたのは、皮肉な結果でしたが…