【アジアリーグ】集結シリーズ@新横浜

アジアリーグ・アイスホッケーは今日明日と、新横浜に国内4チームが集結して各2試合が行われます。いつもながら自由席の異常に少ない新横浜では、集結シリーズは大混雑。今日のカードはSEIBU-王子とバックス-クレインズでした。

SEIBU-王子は、1ピリの立ち上がりにラビッツが立て続けにペナルティを取られる荒れた展開に。増子のダブルマイナーに河村のスラッシングで王子が5on3のチャンスに先制できなかったものの、まだ1人多い状態で斉藤哲也がゴール。その直後には乱闘からその斉藤とパーピックがラッフィング+アンスポーツマンライクコンダクトで計14分の退場と、ゲームの行方が混沌としてきます。

2ピリに入るとゲームは落ち着き、王子がゴーリー春名を中心に堅守を見せる一方、攻撃陣はシュートを2本しか打てずに専守防衛状態に。そんな中、少ないビッグチャンスを活かしたラビッツは、石岡がパワープレイゴールで同点。3ピリは1点ずつを取り合って、2ピリから一転攻め合いの落ち着かないゲームに変わります。そして終盤の16分過ぎに、ラビッツはゴール前の大混戦から石岡が決勝ゴール。しかしこのプレイ、「ゴールの前にクリーズが動いた」「石岡がパックを蹴りこんだ」と観客までもが騒ぎ出すほどの際どいゴールでした。王子ベンチもかなり抗議したものの判定は覆らず、後味の悪いゲームとなりました。このゲームで光ったのは王子ゴーリー春名のセービングと、ラビッツ田中豪のキープ力でした。

バックス-クレインズは、バックスのヤフーブロガー瀬高が2ゴールを挙げながらも追いつかれ、ゲームウィニングショットでクレインズが辛勝しています。