【SATC】ニューヨークに行きたい

先週WOWOWで深夜に集中放送された、アメリカの連続ドラマ「Sex and the City」の全94話を録画して見ています。このドラマ、タイトルがちょっと際どいので敬遠していたのですが、実際に見始めてみると特に違和感はなく、いかにもニューヨークに生きる30代の女性という感じの4人が繰り広げるドタバタな恋愛事情に興味津々です。やはり主人公が女性でこんなタイトルなだけに、コアな視聴者は女性なんだと思いますが…

ライターで年上の男のペースにはまってしまうキャリー、弁護士で男運が悪いのか変な男ばかり寄ってくるミランダ、PR会社経営で逆ナンパの女王サマンサ、そしてギャラリー支配人で頭で考えすぎてしまうタイプのシャーロット。それぞれの恋愛が30分(実質は24分程度)という短い時間の中で、濃密に描かれます。ニューヨークに暮らしていたらこんな人たちが身近にいるのかという視点で見てみると、親近感をもてますね。

背景に描かれるヒップなクラブや流行りのレストラン、セレブが登場するパーティ、行きつけのダイナーや公園といった小道具も魅力的で、この番組を見るたびにアメリカ、特にニューヨークに行きたくなってしまうのはちょっと困りものです。ニューヨークの街が持つ妖しさや危険、ダイバーシティといったものが、見事にここに再現されていますから… ちなみに、今週末から映画版が日本でも公開されますよ。


http://www.paramount.jp/satc/