【NBA】ユタ・ジャズ不安な圧勝

結果だけ見ると133-110とゴールデンステート・ウォリアーズに圧勝したユタ・ジャズですが、その内容にはちょっと不安な気持ちにさせられました。その理由は。僂瓦箸貿箸大きい ▲妊フェンスのチームなのに、ルーズになっている という2点です。1Q中盤には一時10点差をつけられるのですが、ここで踏ん張ったのがハープリング。キリレンコに変わってコートに入ると、立て続けに6点を奪って流れを引き寄せます。4Qに再度流れを手放し、ウォリアーズに一気に詰め寄られますが、今度はデロン・ウィリアムスが鬼神のごとく3Pを連発します。

守備ではリバウンドは取れるのですが、結構安易にペネトレイトを許していました。ハイスコアな点の取り合いになったのはウォリアーズ相手だからよかったものの、強豪と当たる際にはディフェンスの建て直しが必要でしょうね。デロン・ウィリアムスは上記の通りオフェンスでの貢献も大きかったけれど、乗ってきたせいか何でもかんでも自分でやり過ぎて、ポイントガードとしてのコントロールを忘れてしまった点はマイナスです。

さて、ユーロでロシアチームの攻撃の柱として大活躍し、ディフェンシブな役割を強いられるジャズからの移籍を望んでいると言われるキリレンコですが、今日のゲームを見る限りでは忠実に与えられた仕事をこなしていました。モチベーションも、落ちているようには見えませんでしたね。何よりうれしかったのは、4Q終盤残り1分で飛び出したウィリアムスのアシストからのキリレンコのアリウープです。その直前にも3Pを決めたキリレンコは、攻撃面でも十分に機能していました。

これで3試合終わって2勝1敗ですが、強い相手に対してもきっちり守れるような準備を、ジェリー・スローンにはお願いしたいと思います。