【サッカーU-20】2連勝で予選突破

初戦はスコットランド相手に3-1と堂々の完勝で、今日(現地水曜日)のコスタリカ戦は緊迫した中で1点を守り切った。デカモリシこと森島康仁のポスト、梅崎の重心の低いドリブル&フィジカルコンタクト、林の守備は十分世界レベルで通用しているから頼もしい。

この大会のU-20日本代表で僕が評価しているのは、左サイドの安田理大ガンバ大阪)。攻めあがった際のポジショニングやセンスが冴え、梅崎との連携もなかなかうまくいっています。逆に、右の内田篤人はまだ本調子ではない様子。鼻骨骨折でしばらくフェイスガードをつけていただけに、何らかの(心理的?)影響があるのだろうか。

福元と槙野のセンターバックもよくやっているとは思うが、もともと福元には「左右に振られると弱い」「ボールホルダーへの飛び込みが早い」という特性があるので、ボランチサイドバックのサポート、そして林のコーチングも今後はさらに重要になってくるだろう。

さて、決勝トーナメント進出を決めた同士のナイジェリア戦は日本時間で日曜日の朝だが、吉田監督はどう戦うつもりだろうか。これまで交代出場も含めて固定メンバーで戦っているだけに、香川やハーフナー・マイクらを試すという選択もあり得る。しかし、F組1位は当面現在のヴィクトリアでの試合で、そこからエドモントントロントと移動距離が小さいのに対し、F組2位はオタワ→モントリオールトロントと大きく差がある。それにこのチームがのせると強いが、逆もあるということを考えると、吉田監督は勝ちに行くように思う。ドローでも1位通過ではあるが、さてお手並み拝見といこうか。