【NHL】福藤にまだチャンス

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アイスホッケーの頂点とも言えるNHLでベンチ入りを果たした福藤豊だったが、ロスアンゼルス・キングズの正ゴーリーであるダン・クルティエがケガから復帰したために、もともと所属していた下部リーグのマンチェスターモナークスに戻されてしまった。それでは、現時点で福藤にどれほどのチャンスがあるのかを検証してみたい。

結論から言おう。チャンスは残されている。いまやクルティエのあまりの出来の悪さに、LAのファンは怒りすら覚えているのだ。キングズのファンサイト「Let's Go Kings」掲示板には、「クルティエを追放しよう」という署名のスレッドが立ち、その署名は100人にも迫る勢い。コメントの中には福藤の名前を挙げて、入れ替えを要求しているものまである。

さらにLAのローカル新聞としては大手の「LAタイムス」でも、「クルティエはキングズを救えない」という記事が掲載されている。この記事では、カルガリー・フレームズ戦でブルーラインから放たれた弱弱しいショットにゴールを割られたことが書かれ、序盤の失点の多さやここ10試合のゴーリーの結果としてはセーブ率も失点も最低であることが指摘されています。しかもその後に行われた格下のセントルイス・ブルース戦でも2-5で敗れ(1失点はエンプティ)ているので、さらに状況は悪いということだ。

もうひとりのゴーリー、ガロンの復帰ももう少し先のようなので、福藤にもまだまだチャンスはある。近づいてきたチャンスをつかめるよう、今はしっかり準備をしてくれることを望むだけだ。

(画像)プレシーズンマッチ・シャークス戦でのクルティエ(LA・ステイプルズセンター)