【全仏】クレーコートの死闘

ローランギャロスのおもしろさは、クレーコートで足の踏ん張りの効かせ方が難しい中、選手が集中力を維持して闘う姿を見ることじゃないかと思う。赤土は選手のスタミナも奪うので、終盤は意地の張り合いになったりするよね。ちょうど今、テレビ東京の録画でシャラポワとレザイの試合をやっていたけど、序盤で足をひねったらしくて、すでに集中力を欠いた状態。レザイもフランス人らしく淡々とプレーするので、盛り上がりに欠けるまま終わってしまった。しかし、相変わらずシャラポワの声は不気味。僕はいつも、ウルトラセブンに出てきた怪獣「ギエロン星獣」を思い出してしまう。かつて沢松奈央子の悩ましげな「はあ~ん」っていう声も気になったけど、相手のやる気を削ぐ効果はあるかもね・・・

シャラポワの試合に比べ、昨夜のクライシュテルスとハンチュコバの方が敵意むき出し、戦闘モード全開っていう感じで、見ていておもしろかったよ。でも、センターコートの試合で、クライシュテルスは隣国ベルギー人なのに、客席はいまいち寂しかった。日本勢は早々に姿を消しちゃったのが、ちょっと残念です。浅越しのぶには期待してたんだけどな。