【トリノ】カーリングに刈屋マジックは?

トリノオリンピックで、おもしろさに気づいた競技は「スノーボードクロス」と「カーリング」。スノーボードクロスは、アクシデントで順位が変わるところがおもしろいし、女子の決勝で余計な技を入れて金メダルを逃しちゃったアメリカの選手にドラマを感じました。

カーリングは長野のときも見てたけど、今回はより競技の真髄に触れている気がします。女子の日本代表「チーム青森」のスキップ・小野寺とサード・林の鋭い視線と絶妙なコントロールもいいけど、実況と解説がわかりやすいよね。実況は(違う人のこともあるけど)、アテネの体操で日本が金メダルを取ったシーンの名セリフが懐かしい刈屋富士雄アナウンサー。本橋選手のことを恥ずかしげもなく(しかし、なんとなく似つかわしくもなく)「マリリン」なんて呼んじゃうところは、さすが刈屋さんです。

さて、明日未明の試合でスイスに勝てば、カナダの結果しだいで準決勝進出の可能性が残るだけに、よい結果を残してほしいものです。ダブルテイクアウトとかNo.1ストーン、ドロー、ガードストーンなんて用語を覚えちゃった人も、きっと多いんじゃないかな?