【キュンパス】日帰り盛岡→小布施に変更

「旅せよ平日! JR東日本たびキュン早割パス」は、1万円で新幹線や特急を含めて1日乗り放題で、座席指定も2回までできるフリーパス。会社を休んで、妻と盛岡まで弾丸日帰りツアーを敢行する予定にしていました。

ところが、準備万端で出掛けようとしたときに、テレビ画面に「東北新幹線運転見合わせ」の文字が。この時点で7:50で、予約している「こまち」は9:14上野発。とりあえず、運転再開を祈って上野まで移動することにして、王子駅で入場します。

京浜東北線で移動中に、運転見合わせの理由が「郡山駅での降雪によるオーバーラン」であることを確認し、早いタイミングでの再開は困難と判断。プランBを発動することにして、行先を長野に変更すべく9時少し前に上野駅構内のみどりの窓口に並びました。キュンパスは発券後でも、窓口で変更ができるのです。この時点では、長野から小布施に行くプランBに加え、雨を避ける場所が多そうな松本に行くプランB´も持っていました。

窓口の列に並びながらモニターで9:26発のかがやきに空席があることを目視し、9:10に窓口の順番が回って来たので迷わず変更手続き。復路も順番待ちの間にスマホで検索して、17:10長野発のあさまに変更しました。東京や大宮に比べ、上野は比較的窓口の列が短かったのではないかと思います。

長野に着いて、駅の観光案内所で小布施のマップを入手できたことと小雪が止んだことを受けて、行先を小布施に決定。11:33発の長野電鉄湯田中行特急ゆけむりに乗車しました。

小布施では、まずはランチ。たまたま見つけたカフェ「idhinii」で、そば粉のガレットにスープと小布施牛乳のホットミルクのセットをいただきました。ガレットは淡泊な味わいでしたが、カレー風味でしっかり煮込まれた牛肉がたっぷり入ったスープと甘みのある牛乳が印象的でした。

続いては北斎館で、晩年に小布施に滞在して作品を残した葛飾北斎の世界観を堪能。肉筆の挿絵や山車の天井画は見応えがあり、北斎の経歴についても深く知ることのできる展示内容です。

そして、新幹線車内の広告で気になっていた小布施堂のカフェ「えんとつ」で朱雀モンブランと小布施産りんごジュースをいただきます。濃厚な栗の味がクリームを圧倒していて、一口で魅了されてしまいました。

長野に戻り、長野電鉄長野駅の構内で販売されている地元も農作物を購入。大ぶりのニンニクやこんにゃく、山芋にクルミのパンもゲット。続いては、駅ビルMIDORIでバラまき用のお土産を買い、長野の食材もいろいろ入手して帰路につきました。

波乱万丈の一日でしたが、これぞまさに旅という感じで楽しめたので、結果オーライというところでしょうか!