【イングランド】ベッカム退場も

ワールドカップ予選、オーストリアとの絶対に落とせない一戦はマンチェスターUのホームスタジアム・オールドトラフォードで行われた。「これで負けたら射殺に値する」とまで言われたスヴェン・ゴラン・エリクソン監督の決断は、ファーディナンドを外し、PKキッカーにベッカムではなくランパードを指名するというもの。それを象徴するかのように、試合はランパードのPK1発でイングランドが辛勝し、ベッカムはイエロー2枚で退場でした。結局、他の試合結果から、イングランドの予選通過が決定したけど、本大会に向け前途多難は間違いない。

長身クラウチをまったく活かしていない攻撃は、まるで大島をトップに固定しないマリノスのようなチグハグな攻め。前節までサイドではなく中央で起用されて不評だったベッカムは、この試合での効果的なプレーは中央からのミドルシュートくらいだったのは皮肉でした。