テニスのUSオープン、男子シングルス4回戦で錦織圭はカルロビッチと対戦。苦手のビッグサーバー相手で、しかも3回戦までの出来が良くなかっただけに、気になるところだった。
しかし、今日の錦織はリターンが冴えた。カルロビッチも錦織のリターンを警戒してファーストサーブが乱れる場面も多かった。もちろん、風邪が強くてトスが安定しなかったことも理由のひとつではあるだろう。結局、錦織はサービスゲームを落とすことなく勝ち切った。第3セットの終盤はポイントごとにスタンドが狂喜するくらい盛り上がり、タイブレークでは6ポイント先取してマッチポイントを迎えたものの、カルロビッチも4ポイント連取して追い上げたが、最後は錦織が振り切った。