第50回スーパーボウルは、おもしろいようにQBサックを決めたデンバー・ブロンコスがカロライナ・パンサーズを24-10で振り切った。パンサーズのQBキャム・ニュートンは、過信があったように見えた。判断が遅れても、一瞬のスローで挽回できると。しかし、現実はボン・ミラーとデマーカス・ウェアのLBコンビに徹底的に止められてしまった。
一方のパンサーズも、守備は悪くなかった。LBキークリーのディフェンスはツボにはまっていたし、守備だけで見れば互角の出来だったといえよう。ブロンコスのベテランQBペイトン・マニングが決して好調とは言えない中で、それ以上にニュートンに仕事をさせなかったことがブロンコスの勝因だった。