【スーパーボウル】ディフェンスの勝利

第50回スーパーボウルは、おもしろいようにQBサックを決めたデンバー・ブロンコスカロライナ・パンサーズを24-10で振り切った。パンサーズのQBキャム・ニュートンは、過信があったように見えた。判断が遅れても、一瞬のスローで挽回できると。しかし、現実はボン・ミラーとデマーカス・ウェアのLBコンビに徹底的に止められてしまった。

一方のパンサーズも、守備は悪くなかった。LBキークリーのディフェンスはツボにはまっていたし、守備だけで見れば互角の出来だったといえよう。ブロンコスのベテランQBペイトン・マニングが決して好調とは言えない中で、それ以上にニュートンに仕事をさせなかったことがブロンコスの勝因だった。

国歌斉唱はLady GaGa。いつもとは違うイメージのコスチュームとメイクで登場したガガは、素晴らしい声で記憶に残るパフォーマンスを見せた。そして、ハーフタイムショーはCold Play。僕にとってはガガもコールドプレイも来日公演を見に行っているだけに、たまらないキャスティングだった。それだけに、ブルーノマーズとビヨンセは余分だったのだが、それでも余りあるくらいに「Viva la Vida」でのクリス・マーティンが楽しそうでよかった。ぜひまたライブを見に行きたいものだ。