【慶應チャレンジャー決勝】ダニエル―添田

男子テニスのATPツアーの下位にあたるチャレンジャー大会。慶應義塾大学の日吉キャンパスにある蝮谷コートで開催されている慶應チャレンジャーのシングルス決勝を観戦しました。この時期にアウトドアの大会は選手にも観客にも微妙ですが、試合開始が朝11時と気温が上がる時間に設定されているものの、風が冷たくて体が冷えました。

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しかし、試合内容は熱戦。先週の兵庫チャレンジャーで敗れた西岡良仁へのリベンジを果たした添田豪と、兵庫では決勝でミルマンに敗れたダニエル太郎の対戦でしたが、フルセットにもつれ込む接戦でした。添田がベテランらしい左右に振るテクニックで勝負すれば、ダニエル太郎は深いポジションから緩急を使い分けて応戦。ファーストサービスが入らずに第1セットを落としたダニエルが徐々に調子を上げ、最後は気迫を見せつけて押し切りました。

このコートは大学構内の施設ですが、体育会の学生が騒ぎながら選手の近くを通ったり、車のクラクションが響いたり、観客席で子どもが泣き出してしまったりと選手には辛い環境でした。せっかくの国際大会なのですから、学生や車についてはもう少し大学として対応できないものかと思います。手作り感満載なのは、悪いことではないのですが…