【東京V—大分】懐かしい勝利の感覚

4/26以来の勝利は、忘れかけていたものを呼び覚ましてくれた。懐かしい勝利の感覚と感情の発散。これが味わいたいからサッカーを観戦しているのだ。ブログにネガティブなことを書くためでは、決してない。

ただ、勝ったとはいえ、まだまだ改善点は多い。監督の采配もしかり。負け癖のついたチームに守り切らせるのなら、ベテラン投入で落ち着かせて欲しいところ。後藤や松本怜ではなく、ダニエルではなかったか。キープで時間を稼いではいたが、もっと粘れるのにクロスを上げてしまったり、シュートで終わればよいとばかりに可能性のないミドルを打ってしまったり。それらのプレーが、為田と後藤に特に目についた。


東京V 1-2 大分(得点:南/高松、為田)

<GK>
武田  :6  際どいシーンなく

<DF>
山口  :5.5 簡単にクロス上げさせた
鈴木  :6  粘り勝ち
阪田  :6  前でつぶして戻るリズム出る
安川  :5.5 判断が遅い

<MF>
松本昌 :6  ポジショニングよし
兵働  :5.5 パサーとしては今一つ
為田  :6  1ゴールも淡泊なプレー
西   :6.5 飛び出しが生きる

<FW>
高松  :6.5 前線で起点に
三平  :6.5 地味なつぶれ役に徹す

<SUB>
伊佐  :6  この使い方がベストか
後藤  :5  存在感なし
松本怜 :5.5 アグレッシブさは買える

<監督>
柳田  :5.5 ベテランと外国人の起用に課題

岐阜が敗れたので、とりあえず最下位は脱出できた。しかし、開幕前に「優勝を狙う」と公言したチームであり、柳田監督は取締役強化部長だったことを踏まえれば、まったく問題外の状況だ。石川、ムリロ・アルメイダ、風間の放出や永井の満了は、新たな補強に向けた準備だと信じている。