【プラド美術館】並んだマハ

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マドリードではソフィア王妃芸術センターも楽しみでしたが、やはりプラド美術館は欠かせません。ちょうどエル・グレコの企画展を開催していて、彼の色遣いには懐かしさを感じるほどです。ただ、やたら広い美術館なので、見たいものを絞っておかないと疲れ果てることになってしまいます。

僕がターゲットにしていたのは、ゴヤの「裸のマハ」と「着衣のマハ」が並んだ部屋。以前、ゴヤ展で「着衣」が来日したときに国立西洋美術館で鑑賞したのですが、やはり並んで見てみたいと思っていました。同じ構図ではありますが、微妙に縮尺が異なっていて、「着衣」は腕がフレームアウトしそうです。これまで「着衣」の方がエロいという印象だったのですが、こうして並べてみるとどちらもそれほどエロさは感じませんでした。

2011年の記事でも書きましたが、「マハ」とは人名ではなく「伊達女」の意味。「いかしたおねえちゃん」ということなのです。表情を見ると、まさにそんな感じを受けますね。

https://www.museodelprado.es/jp/visit-the-museum/