【シカゴ旅行記】ネイビーピアの花火で年越し

「シカゴアン」と呼ばれるシカゴ市民の年越しスポットは、ミシガン湖畔にあるショッピングモール「ネイビーピア」だそうです。氷点下で雪という天候にも関わらず、夜の11時を過ぎた頃から続々と人が集まってきます。氷の張ったミシガン湖は寒々としているのに、人々の楽しそうな笑顔と熱気で、なぜか心が和みました。

新年を迎える10分前からはクラブミュージックが流れますが、みんなじっとしてその瞬間を待っています。雪は小止みになって、少し空が晴れてきました。そして最後の10秒は声を揃えてカウントダウン！　「０」より若干フライング気味に花火がミシガン湖上空に上がりました。花火なんて日本でも見慣れているはずなのに、その種類や構成も凝っていて素晴らしく、僕がこれまでに見た花火の中でもトップクラスの美しさでした。寒い中を待ったことが、スパイスになっているんでしょうね。