【全豪テニス】錦織ベスト8

テニスのオーストラリアン・オープン、男子シングルス4回戦で錦織圭はフランスのジョーウィルフライ・ツォンガと対戦。第6シードのツォンガはカタール・オープンで優勝しているものの、錦織との対戦は昨年10月の上海マスターズで錦織が勝ち、つい先日もエキシビションではありますが錦織が勝っていました。

錦織は2回戦でエブデンにフルセットで勝ち、3回戦ではベネトーに第2、第3セットをタイブレークで競り勝っての4回戦進出。昨日もクルム伊達公子と組んでミックスダブルスを戦っており、スタミナが心配でした。第1セットを落としたものの、第2、第3セットはいい流れで連取。ツォンガのサーブはいつも通り鋭く決まっていましたが、錦織のネットプレーからサイドを打ち分けるショットが冴えます。

第4セットをツォンガが取り返して、2-2で迎えたファイナルセット。第4ゲームを目の覚めるショットの連発でラブゲームブレイクし、これで調子に乗った印象です。第5ゲームも、セカンドサービスからのエースもあってラブゲームキープ。結局2-6、6-2、6-1、3-6、6-3での勝利です。錦織は「ジャックナイフ」とは言わないまでも、体を回転させてクロスに打つショットが小気味よく決まっていましたね。

これで準々決勝の相手はアンディ・マレー。ここまで来たら楽な試合はないでしょうが、まずは明日のミックスダブルスを楽しんでプレーしてくれればと思います。