男子サッカーのロンドンオリンピック・アジア最終予選のマレーシア戦は、関東地方を台風が直撃した夜でした。序盤から攻め込む日本代表は、前半10分に相手に囲まれたMF清武がアウトサイドで出したパスを、巧みなランで相手を外したMF東がワンタッチで合わせてゴール！ 大分出身のコンビによる華麗な先制点には、涙が出るくらいうれしかったですよ！
その後も圧倒的なポゼッションを誇りながら最後の一工夫に欠け、またマレーシアGKの攻守にも阻まれて追加点が奪えません。特にFW大迫は惜しいチャンスをことごとくミスしてしまいましたが、それは一瞬の気後れがあったように見えました。全般的には自信に満ち溢れたプレーを見せてくれたU-22日本代表の中では、大迫とMF山村のプレーに歯切れの悪さがありました。
清武はこの日も絶好調で２点目の起点にもなったものの、負傷で足を引きずっていた様子が気になりますね。A代表でもセレッソでも主力であるだけに、怪我には気をつけてもらいたいもの。メディカル面でも、しっかりとバックアップできる体制が望まれます。最終予選はこれから強い敵と当たりますが、今日のプレーができていれば突破の可能性は高いでしょう。もう少し両サイドの酒井宏樹、酒井高徳のクロスからのゴールを見せてもらいたいところです。
