【京都】両足院の半夏生

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7月2日は、暦の上では「半夏生(はんげしょう)」。これは夏至から数えて11日目もしくは、天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日だそうです。関西ではこの日にタコを食べる風習もあるみたいですね。「半夏生」というドクダミ科の植物もあり、ちょうどこの時期に白い花を咲かせます。

そんな半夏生の花を楽しもうと、京都・建仁寺の両足院に出掛けてみました。こちらは普段は非公開ですが、半夏生の咲き誇るこの時期だけ特別拝観が可能です。今年は6月10日~7月10日なので、もうあまり時間はありませんね。10時の開門に合わせて到着すると、まずは縁起の説明を効くことができました。中国からお茶や饅頭を日本に持ち込んだのは、ここ両足院が起点なのだそうですよ。

さて、半夏生の花は、美しい方丈庭園と池を取り囲むように咲いていて、書院の間には花の淡い香りが満ち溢れています。それだけでも、もう季節感を堪能できるし、充実した気分にさせてもらえました。花の白さが印象的です。

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