【全豪テニス】地元ヒューイット敗れる

テニスの全豪オープン、3日目のハイライトは錦織圭がドイツのマイヤーを下して3回戦に進んだことですよね。クルム伊達公子は惜しくも敗退してしまったものの、森田あゆみもまだ勝ち残っているので、まだまだ楽しめそうです。

さて、昨夜に行われた地元オーストラリアのレイトン・ヒューイットとアルゼンチンのダビド・ナルバンディアンの一戦は、とても白熱していました。一進一退の攻防で、どちらにも流れが行かない焦れるような展開。ナルバンディアンは途中で腕から血を滲ませるシーンもあり、古傷が傷んでいるかのような場面もあったのですが、迫力あるショットでくらいつきます。大柄なナルバンディアンは、さしずめギリシャ彫刻のようでした。

セットカウント2-2で迎えたファイナルセットも追いつ追われつのシーソーゲーム。ナルバンディアンが5-4でサービング・フォー・ザ・マッチを迎えるも、これをヒューイットが執念でブレイク。これで流れに乗ったかに見えたヒューイットですが、マッチポイントでも勝ち切れません。そして、第14ゲームの終盤でなんとWOWOWが生中継を打ち切ってしまいます。

その後はネットでチェックしたのですが、7-7からナルバンディアンが連取して9-7で、試合時間4時間48分と現地時間で深夜1時を回って終わった熱戦をモノにしました。こんな好ゲームなのに、WOWOWの解説が柳恵誌郎だったのは最悪でしたが…