【伊豆ダイビング】川奈ビーチ

土曜日の伊豆・川奈での2本目は、ビーチダイブでした。狙いはネジリンボウとヒレナガネジリンボウ。ともに複数の個体が確認されていて、ハゼ穴の近くには目印の枝が刺してあるとのことで期待も高まります。

#1: 川奈ビーチ / 水温23℃ 透明度8-10m 最大深度18.4m 潜水時間48分

目指す砂地に着いてみると、ダテハゼはあちこちにいるものの、ネジリンボウは出てきてくれません。しばらくねばりましたが、透明度も午前中に比べるとだいぶ落ちてきていて、やむを得ずあきらめて移動しました。その途中で、ハゼ穴から顔を出すダテハゼの尾の奥に潜むテッポウエビを発見しました。

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ハゼとテッポウエビの共生は比較的多く見られるのですが、ハゼも臆病なのですぐに引っ込んでしまうし、テッポウエビはさらに輪をかけて引引っ込み思案なのです。グアムやプーケットでも画像は撮れなかったので、今度こそはとガイドを一時見失うくらいねばって撮ったのが上の画像です。

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ビーチの奥の根の部分では、キリンミノの幼魚が亀裂に隠れるようにヒラヒラ泳いでいて、それをゲストに見せようとするガイドが思わずウツボを押し退けるような体勢になって、ちょっと焦りました… 透明度が落ちてしまったけれど、中層を泳ぐアオリイカの群れやクロホシイシモチの群れなども見ることができ、小物も画像のような丸々と太ったイソギンチャクエビがいたりタツノイトコを初めて見たりと、なかなか見所の多い一本となりました。

ビーチの終盤に浅場を移動する際には、いつも浮いてしまうのですが、今回は1本目の失敗を活かして無理やりフィンキックでこらえて成功しました。後は足元にたまった空気を抜くタイミングを、もう少し体得したいです。