【テルマエ・ロマエ】想定外の第2巻

6月9日の記事で、ヤマザキマリのコミック「テルマエ・ロマエ」を紹介しました。ローマ時代の設計技師が時空を超えて日本に現れ、日本のお風呂文化を学んでローマ帝国で再現するというストーリー。そんなニッチなテーマだけに、1巻きりで終わってしまうのではないかと思っていました。

そんな意味で、第2巻が出たことが僕にとっては想定外。この作品を紹介してくれた人によれば、「第2巻はネタ切れ気味で、エロに走っている」とのことでした。確かに序盤はちょっとエッチなシーンが続きますが、中盤以降はどちらかと言うとコアなローマ史をベースにしています。皇帝の後継争いをパロディにしながら、相変わらず風呂の話題が進むんですよね。「聖☆おにいさん」もそうですが、史実を追って話を膨らませると、内容が難しくなってくるのが難点です。

ただ、ここまで続くのなら、どこまで続くか見届けたいとすら思えます。こんなニッチでコアな作品が続くとすれば、それは日本のお風呂文化の奥深さなのかもしれませんね(^^;

http://www.enterbrain.co.jp/product/comic/beam_comic/10250301.html