【東アジア選手権】香港に勝利も

サッカー・東アジア選手権で日本代表は、長友と岡崎を欠きながら3-0で香港に勝利した。チャンスが多い割に結果が出なかったが、それは香港GK葉鴻輝が当たっていた影響だ。この時期に無理をしないで戦える相手に、終わってみればそれなりの結果が出たのだから十分だといえよう。

しかし、計算違いは韓国が中国に敗れてしまったことだろう。日本は初戦で中国に引き分けたとはいえ、最終戦で韓国に勝てば優勝という計算が立っていたはずだ。ところが、韓国の敗戦で現時点で中国と並んでしまった。韓国に勝っても、おそらくは香港に勝つであろう中国とは得失点差の争いになる。そうなれば、同国対決でしかない中国-香港戦に公平性を期待するのが無理というものだ。

要はワールドカップに出場する韓国と日本はピークをまだ先に設定している一方で、中国はここにピークを合わせてきたということだ。仮に東アジアのタイトルを逃したとしても、それは別に監督の采配を批判する要素ではない、ただし、宿敵韓国には何があっても勝つことが求められても当然だ。中2日ではあるが、ここだけは調整の場とはせすに全力で臨まなければならない。