今、僕の会社の一部で盛り上がっているコミックが、モーニングツーに連載中の「聖（セイント）おにいさん」です。これは、下界にバカンスに来た「イエス」と「ブッダ」が、立川のアパートでルームシェア生活をしているという設定で、ここまで宗教ネタで笑いをとっていいのかと心配になってしまいます。
知り合いのアメリカ人に敬虔なクリスチャンがいますが、彼はクリスマスを「Xmas」（ご存知の方も多いでしょうが、X'masとアポストロフィを入れるのは間違いです）と表記することも、主イエスを「X」で表しているので不快だと言います。そのような敬虔な信者にとっては、こんなコミックは許せないでしょうね。
さて、本作で「イエス」と「ブッダ」はいつも妙な日本語が書かれたTシャツを着ています。「イエス」はカリスマブロガーにして、Mixiでは「いえっさ」と名乗り、「ユダ」がマイミクです。一方の「ブッダ」は、お金に細かい節約家。こんなふたりが繰り広げるゆるい日常に、思わず笑ってしまうシーンが満載です。あまり大々的には宣伝できそうもないので、口コミ中心で広がっているのでしょうか？
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3726622
