【ニューカレドニア旅行記1】幸せな日曜日

12/13の夜、成田をエア・カランSB801便で発ち、ニューカレドニアに向かいました。ニューカレドニアはフランスの「海外領土」という位置づけ。この飛行機にもフランス人が圧倒的に多かったのですが、実はフランスからニューカレドニアへの直行便がなく、成田経由が一番近い経路なのだそうです。

翌12/14の朝に、ヌメア・トントゥータ空港に到着です。森村桂の「天国にいちばん近い島」では、ニューカレドニアは「赤土の山」の島と書かれているので、正直なところ景観は期待していなかったんです。ところが下降中の飛行機から見たこの島は緑に覆われ、ハワイ・オアフ島のコオラウ山脈のような山並が続く景色は、それだけでもう心が弾むような素敵なものでした。

いつもは個人手配が多い僕の旅ですが、今回はHISのパッケージを利用。団体バスでアーリーチェックインを手配してあるル・サーフ・ホテルに向かいます。このホテルはウェブの情報では「価格の割には満足」という意見と「もう二度と使わない」という意見に分かれていましたが、僕の感想は前者です。シャワーがお湯にならなかったり、エレベーターの音が気になったりというマイナスもありましたが、オーシャンビューの素晴らしさで十分帳消しにしてくれます。
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初日は軽く、アンスバータのビーチを散策したり、丘に登ったりして過ごしました。この日は日曜日だったので、地元の人たちがビーチで本当に幸せそうにくつろいでいる様子が印象的でした。ペタンクに興じているおじさんたちや、仲良く泳いだり日光浴をしている家族連れ、そして中にはキスしているカップルもいたりして…
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夕暮れのアンスバータもまた素敵でした。このビーチの前評判もあまりよくなかったけれど、どうもそれは離島ビーチの写真に期待してここを訪れると、海の色が違うことにがっかりするということのようです。過剰な期待さえしなければ、ワイキキビーチより素敵なところだと思います。
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夕食はホテルのレストラン「ル・コロネール」でシャンパンと。2人で前菜1品とメイン2品を頼んだところ、3品一緒にサーブされ、その量がかなり多めでした。「魚介のマリネ・ココナツミルク風味」や「ニアウリ風味の蜂蜜でグリルしたポークリブ」など、どの料理も工夫を凝らしていますが、素材がいまいち活きていない感じでした。デザートのフォンダン・ショコラやクレーム・ブリュレはなかなかおいしかったですよ。