【NBA】セルティックス開幕勝利

いよいよNBAが開幕しました。昨季の王者・セルティックスはキャバリアーズを迎えての一戦。昨年の大型補強でパワーアップした布陣は、今年も健在です。一方のキャブスは、バックスから獲得したモー・ウィリアムスが目玉といえそうです。

ゲームは序盤キャブスが調子をつかみますが、セルティックスは焦らず徐々に点差を詰め、3Qでひっくり返します。ただ昨年のような磐石な強さは感じられず、特にケビン・ガーネットがあまり目立たない印象でした。スタッツを見るとポール・ピアースが27得点・4アシストと傑出していますが、レイ・アレンのここぞの3Pや、守備に回ったときのポジショニングはさすがでした。特に4Q残り1分を切ってディフェンスリバウンドをキープし勝利を決定づけた動きは、いかにもベテランらしいですね。

ベンチプレイヤーでもトニー・アレンが4Qの勝負どころで連続して良いプレイを見せ、パウとともに二桁得点をマークしたあたりもセルティックの底力です。ただ、フリースローは全然ダメで、21/34の61.8%で良く勝てたものです…

キャブスは相変わらずレブロン・ジェームズ頼みですが、イルガウスカスも存在感のあるプレイを見せていました。まだまだ両チームとも本調子ではなさそうなので、序盤は番狂わせがあってもおかしくない展開になりそうです。