【アメフット】ワールドカップの意義

アメリカンフットボ-ルにワールドカップがあって、しかも日本が二連覇していたなんていうことを、どれだけの日本人が知っていたでしょうか。その意味で、アメリカが参加したこの大会を日本で開催したということに、もっと意義を見出すべきではなかったでしょうか。今日の決勝、アメリカ対日本はNHKがBSで中継したとはいえ、大会自体の広報には物足りなさを感じます。

川崎球場での予選2日目は前売り完売だったそうですが、今日の決勝は台風に直撃されたとはいえ等々力陸上競技場は半分も入っていませんでした。これは関連企業が招待券を配りまくった結果、観戦するモチベーションの高くない人たちが来場しなかったのだと思われます。昨夏に行われたバスケの世界選手権もそうですが、広報宣伝しだいではもっと収益に結びついたはずです。

試合内容は延長にもつれ込む接戦で、日本も良いところを出していたように思います。もう少し絶対的なQBがいて、速い判断を下していたらおもしろかったのですが… 後半からは雨脚が強まり、ボールハンドリングが難しかったようです。そんなコンディションでもRB古谷やTE黛のプレーは、なかなか魅せてくれました。それだけに、この大会運営には不満が残ります。