クリス・ドートリーはアメリカはノースカロライナ出身のシンガーですが、バンド「ドートリー（Daughtry）」として活動しています。僕はノースウェストの機内で聴いて気に入ったので、搭乗券の裏に「Daughtry / It's not Over」とメモしておいたんです。なかなかCDを買う機会がなかったけど、やっとアルバムを先週ゲットして聴くことができました。
ジャケットの表はクリス以外のメンバーはほぼ跡形もなくぼかされ、裏では他の4人の顔を見ることができます。その意味でも、これはクリスのためのバンドと言っていいでしょう。内容は1曲目の「It's not Over」が一番キャッチーで印象的ですが、この曲はまさにニッケルバックのテイストを感じます。他の曲も似た傾向もありますが、全般的にポップな仕上がりになっています。
ジャケット写真を見る限り、クリスはかなりワイルドな田舎者チックなルックスですが、曲はボーイズグループのような雰囲気さえ感じます。ボーカルトラックの音量レベルが大きめなのも、バックストリートボーイズやテイクザットと似ていますね。いずれにしてもアルバムの出来は秀逸ですので、ハードめなポップというか軽めのハードロックがお好きな方にはオススメです！
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