去年くらいから意識して聴こうとしてきたのにあまり印象に残らなかったColdplayですが、日曜日に再放送されたWOWOWのライブで一気に引き込まれました。実はこのライブ、初回放送時にも途中から見ようとしたのですが、興味がわかないままチャンネルを変えてしまっていたんです。
先週、Lostprophetsのライブで、「生音」の感覚が蘇ったおかげでしょうか？ 特に"What If"のサビのフレーズが頭から離れなくなってしまいました。それで早速アルバム"X&Y"を購入してみると、"Fix You"や"Talk"など他にも良い曲がたくさんありますね。ヘタウマというか、ちょっと微妙な感じのする短いリフがとてもキャッチー。そして何よりも、女優グウィネス・パルトロウの配偶者でもあるボーカルのクリス・マーティンの音域の広さと、ファルセットを巧みに使い分けるテクニックが活かされています。彼のノドがなければ、このバンドの音は間違いなく成立していないでしょう。
そしてギターもキーボードもドラムスも、余計なことをしないでひたすらキレイなメロディを奏でます。その音色が、また美しい。シンプルなセットからシンプルでメロディアス、そしてクールな音を紡ぎ出すロックバンドは、貴重だと思います。しかもそれでいてライブでも持ち味を出すとは、さすがグラミー賞受賞もうなずけるところです。
ちなみに、"X&Y"と同時にLostprophetsの1stと2ndアルバムも仕入れてきたので、これからライブの復習を致します（＾＾；
