【テロ対策】米国空港は大丈夫か

アメリカの空港におけるテロ対策は本当に大丈夫なのかと思わされる記事を、たまたま買ったジャパンタイムスで見つけました。先週、9歳の子どもがシアトル空港(SEA-TAC)で、他人の名前を騙って搭乗券を手に入れ、フェニックスとサンアントニオで乗り継いでダラスに住む祖父の家を訪ねようとして、サンアントニオで身柄を保護されたとのこと。9歳のセマイ君は、「ちゃんと予約が入っている他人の名前」を告げて、しかも「母親がもう搭乗ゲートに入っている」とまで言ったそうです。

セマイ君の行動も驚きだけど、それでまんまと飛行機に乗れてしまう程度のセキュリティで大丈夫なんでしょうか。前にも書いたけど、アメリカの空港は意外にセキュリティチェックは甘く、ライターやかみそりをうっかり持ち込んでも気づかれないことが多いんです。液体製品の持込みなど、目立つポイントばかり妙にうるさくて、実効ある対策がとられているのかどうか不安になりますね。

それにしてもこの記事、日本国内で報道されているのは聞いたことがないんだけど、どなたかニュースで見た方はいらっしゃいますか? 最近、取っている日経新聞の記事が全然おもしろくなくて、新聞取るのをやめようかと思っていたんだけど、たまに違う新聞を読むと新鮮ですね。出張先の毎日新聞やこのジャパンタイムスを読んで、そう思いました。