【のだめカンタービレ】パート2はあるか?

これまでは、どちらかというとアンチ・ヒロインな演技で引っ張ってきた「のだめ」でしたが、最終回はシリアスな演技で決めてくれましたね。玉木宏演じる千秋が、のだめを追って福岡まで遠征し、筑後川の土手で再会するところのシーンで見せたふたりの表情がよかったです。この演技力があるからこそ、白目をむいたり、舌足らずなしゃべり方をしても決まるんだろうなと思いました。

のだめの実家に登場した家族の面々は、いかにも低予算であげたなと思えるくらい、いかにも普通の人たちでした。盛り上がって踊りだすところは福岡というより沖縄のようでしたが、福岡でもこんな風潮はあるのでしょうか? 大川市が福岡市街から遠く離れた僻地のように描かれていましたが、この市は実在するんですよね。ちなみに、水郷で有名な柳川の隣りです。

原作ファンには有名な「ベトベン」の看板も映してくれたところは、大サービスですね。このお店は「ベートーベン」というカラオケパブですが、その看板の文字が「ベトベン」に見えるんです。のだめ語では長音は伸ばさないので、ベートーベンはベトベン、シューベルトはシュベルトになります…って、もうご存知ですよね(^^;

これでドラマは終わってしまいましたが、どうもパート2を匂わせるような終わり方ではなかったでしょうか。前にも書いたけど、パリが舞台でも日本人キャストで押し切って制作してほしいです!