【アジアシリーズ】ファイターズ金村の真実

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東京ドームで、日本ハム・ファイターズチャイナスターズの試合を観戦してきました。ファイターズはヒルマン監督、そしてチャイナ(中国リーグ選抜チーム)を率いるのはかつてロッテでプレーしていたジム・ラフィーバー監督とアメリカ人同士の対戦となりました。ファイターズはすでに決勝進出を決めているので、メンバーを落としてくるかとも思いましたが、スターティングメンバーはほぼレギュラー。先発は、あの監督批判で物議を醸した金村です。

金村は5回を無失点と、結果だけ見れば無難に抑えたのですが、内容はまったくダメでした。金村事件の発端は、あとひとりで勝ち投手の権利が手に入る4回2/3でヒルマンに交代させられたこと。しかし、今日の出来を見る限り、僕が監督でも5回を超えて投げさせようとは思いません。なぜなら、コントロールが悪いために球数が多く、間合いも長いので見ている方も(そしておそらく野手やベンチも)イライラしてしまうのです。

打線もいまいちスッキリとは行きませんが、稲葉や森本の打球はさすがに鋭いし、高橋信二の一発は迫力がありました。一番の見せ場はランナー2塁でライト前ヒットを打たれた際に、稲葉が好返球でホーム突入を阻んだシーンでしょう。決勝に備えて小笠原と稲葉は途中で引っ込みましたが、小笠原に代わって田中幸雄がコールされたときは盛り上がりました。

ピッチャーは金村の後、伊藤、トーマス、江尻、岡島とつなぎましたが、トーマスと江尻の速球にはチャイナはまったくタイミングが合わず振り遅れていました。そんなチャイナの一発を浴びた岡島は、後味の悪い登板となったことでしょう。