【のだめカンタービレ】脇役のキャスティング

第2回の放送も待ち遠しかったけど、なかなか期待に応えてくれました。特に脇役がよかった! 竹中直人演じる指揮者・シュトレーゼマンはドラマだけ見ると「やり過ぎ」に見えるけど、実は原作でも「名指揮者の偽者じゃないか」っていうくらいエロオヤジのキャラなんです。だから、これは竹中を外したら適役がちょっと見当たらないでしょうね。

今後への期待が高まったのは、コントラバス奏者・佐久桜を演じたサエコ。あの、ちょっと取っ付きにくい感じのイメージはちょっと原作とは違うけど、コントラバス背負って歩いているところを後ろから見ると本人が見えないっていうのが原作キャラなので、その片鱗はうかがえました。それから、指揮者役で出演していたフジテレビの軽部アナも、それらしく見えました。めざましで芸能ネタをレポートしているときよりは、楽しそうな顔でした…

これに対して一番僕が不満なのは、ヴァイオリニスト・峰龍太郎役の瑛太「アンフェア」の安藤のイメージが強い上に、峰のお茶目な雰囲気がまったくないので、親しみが湧きません。同じくヴァイオリニストの三木清良の設定も今のところ中途半端で、今後どう絡んでくるのかよくわからないですね。

いずれにしても主演「のだめ」の上野樹里は、完璧と言っていいほどのハマリ役。ちょっとしたセリフや表情まで、注目です。