本来ホラーは苦手なのですが、この作品には興味を持っていたし、テレビドラマ版を見ていたこともあってWOWOWでの放映を見てみました。こういう、いかにも日常と隣り合わせにある恐怖は、現実感があって恐怖心をそそられますね。僕の携帯は常にバイブレーションモードにしているけど、いきなりダウンロードもしてない着メロが聞こえたらと思うと怖いです。しかも、なんとなくありそうな話じゃない？
着信アリ2は、着信アリを見て気持ちが慣れているところへ舞台が台湾へ展開してしまうので、恐怖も半減です。やっぱりこの映画は身近に起きそうな恐怖がポイントなのに、台湾に持っていってたどたどしい日本語を話されても、おもしろくないです。ただ、主演のミムラの叫ぶ際の表情はリアルで見応えがあります。
このシリーズは「着信アリfinal」もすでに公開されているけど、これは舞台が韓国で、しかも「転送すれば死なない」という「リング」を思わせるようなストーリーらしい。ちょっと期待薄のような気がするけど、レンタルかWOWOWでチェックすることになると思います。
