今日の大分の勝因は、攻めをマグノアウベスとドドに任せたことに尽きるでしょう。相変わらず2列目からの押し上げやサポートは不十分だけど、そんなものいらないとばかり、ブラジル人２トップが魅せてくれました。１点目はゴール前に切れ込んでのドドのシュートがＤＦにブロックされてこぼれたところを、マグノアウベスがすかさず蹴りこんだもの。そして、試合も終盤になっての２点目は、カウンターからドドとマグノアウベスがつないで、最後はドドがジャーンをかわしてのシュートでした。この攻め、昔のゴン中山とスキラッチか、カズと武田かと思わせるような見事なコンビでしたよ。
しかし、その直後の栗澤のＦＫに江角がかぶってしまい、直接ゴールインさせてしまうというお粗末な失点で快勝ムードから一転、「またか！？」という雰囲気に。最後はマグノアウベスを下げて三木を投入。５バックにしてしのぎ切りました。
＜ＧＫ＞江角:5.5（好プレーもあったが、あの失点は最悪）
＜ＤＦ＞吉村:6（ゴール前のマークのズレあったが、まずまず）、柴小屋:6（落ち着いていた）、深谷:6（今日は目立つファールなし）、有村:5.5（攻めには絡めず）
＜ＭＦ＞阿部:5（相変わらず）、吉田:5.5（守りの意識強すぎる）、パトリック:6（復活か）、小森田:5（消えていた）
＜ＦＷ＞ドド:6.5（今日はまじめ、改心したか）、マグノアウベス:7（攻めに安定感）
＜ＳＵＢ＞松橋、三木とも評価なし
スタジアムの雰囲気もよかったので、この調子で勝ち点を重ねて言って欲しいものだ。しかし、終盤のバタバタはどうにかしないと･･･ 快勝と呼べるゲームを見せてくれ！
