【グルメ】飯倉ゼストの接客

テックスメックスの「ゼスト」、アジアンの「モンスーンカフェ」、小泉首相がブッシュを接待した居酒屋「権八」、イタリアンの「ラ・ボエーム」・・・ これらのお店は全部グローバル・ダイニングが経営している系列店です。この会社の良いところは、スタッフが元気よくて、マニュアル通りじゃなくお客さんを楽しませようとする姿勢にあふれているところ。先日の日経新聞に社長のコラムが載っていて、社員のやる気を引き出す方針のあまり、株式公開で社員が利益を得てみんな独立していくのを引き止めなかったらしい。競争も激しいだろうけど、経営の仕方としては健全だよね。

モンスーンカフェの「牛肉のガパオ炒めご飯」や「海鮮焼きそば」「生春巻」も大好きだけど、飯倉交差点にあるゼストが一番のお気に入りなんだ。土曜のランチを食べに行くと、外国人家族がいたりして、雰囲気がいい。そして僕が忘れられない接客がある。ステーキをレアで頼んだとき、「レアがお好みなら、鉄板じゃなくて皿でお出しした方が火が通らない状態でお召し上がりになれますよ」と提案してくれた。サーブしてくれたときも「これからは<皿出しで>ってオーダーしていただければ」と言ってくれた。こういう接客が自然にできる店って、すごいと思うんです。