【尼崎事故】JR西日本の運行管理

「遅れを取り戻そうと大幅な速度超過」と説明されると何となく理解できるような気はするけれど、ほんとにそうなのだろうか。僕は、ちょっと縁があって、昨年は京都に頻繁に出掛けていたし、大阪方面の出張もある。そんなときにJR西日本の在来線を利用すると、しょっちゅう電車が遅れているんだ。ひどいときには、数時間前の電車が「次に来る電車」として表示されていて、その通り(大幅に遅れて)来るんだよね。特に関西は、複数の路線を乗り入れて複雑な運行をしている。福知山線が遅れても、京都線東西線学研都市線に影響することもある。関西の人に聞いても、遅れは日常茶飯事らしい。

そういう状況だからこそ遅れに敏感だったとも言えるけれど、そこまでやっても遅れが頻繁にあるということなら、「運転士の未熟」「車掌も遅れを認識していた」というような次元の問題ではないように思う。ダイヤ編成自体に無理があるとか、信号システムに問題があるとか・・・ この機会にぜひ、問題点を洗い出して改善してほしいものだ。