【NBA】アイバーソン空転

今週はシクサーズのゲームを2試合見たけど、アイバーソンの魅せるプレイが空回りしている印象ばかりが目についた。現地月曜日のティンバーウルブズ戦は、OTの末なんとか1点差で逃げ切ったゲーム。4Q終盤のアイバーソンの意表をついたパスやショットは決まればすごいのだが、決まらなければただの独りよがり。アトランティック・ディビジョン首位とはいえ勝率5割に低迷しているのは、こんなところにも原因がありそうだ。

現地金曜日のヒート戦は、前半で20点以上の差をつけられた状況から4Qに5点差まで追い上げたが、最後はペースをつかみきれずに敗戦。ルーキーのランドルフはスーパープレイも見せたが、アウトサイドでは全然ダメ。ここぞというときにコーバーとクリス・ウェバーが決めたが、波が大きかった。肝心のアイバーソンはというと、せっかくファールをもらってカウント+1スローのシーンでフリースローに失敗。次のプレイでも奪ったカウント+1スローを今度は決めるものの、その後も含めフリースローが低調。ディフェンスが好調だったヒートから流れを奪い切れなかった。ディフェンス時の集中は、明らかにヒートが上でした。アイバーソン、まだまだやれると思うのだが・・・