【Disney+】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル

ウェアウルフ・バイ・ナイト」に続く「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション」として配信されたガーディアンズのプログラムは、マンティスとドラックスが主演といってよい構成。マンティスの恋心かと思いきや、終盤に衝撃の事実が明かされるが、ここでは敢えて触れないことにしよう。

映画本編でピーター・クイルが絶賛している映画「フットルース」に主演したケヴィン・ベーコンをクリスマスプレゼントにしようと、マンティスが画策。ハリウッドの降り立ったマンティスとドラックスがベーコン邸からケヴィンを連れ出すという展開。一種のカメオ出演ではあるが、「実名で自身を演じた大物俳優」と言った方が適切だろう。ケヴィンのリラックスした等身大の演技は、さすがに自ら出演を熱望していたというだけのことはある。掛かってくる着信の相手が「キーラ」で、実際に妻のキーラ・セジウィックが演じているとのこと。ドラマ「クローザー」のブレンダ役の印象が強いだけに、ケヴィンは帰りにチョコレートをお土産に買って帰ったのではと想像してしまう。

45分なのであっという間に終わってしまうが、クリスマスを控えたこの時期に楽しく明るい気分にさせてもらえる素敵な作品。ロケットとグルートはあまり目立たない程度にしか登場しないが、成長したグルートの姿は必見だ。