【アメリカンフットボール】甲子園ボウル

今年の甲子園ボウルは、関西学院大学日本大学という因縁の対決。日大はQB林が負傷という状態で万全ではなかったが、序盤は互角とも言える攻防だった。そんな中で、記憶に鮮烈に残ったのが、試合終盤の関学のTD。右サイドに流れたラインをブロッカーががっちりと守り、まるで護送船団のようにボールホルダーとなったRBが相手ゾーンへ進んだ。バリアが張られたような展開で、日大のタックルが及ばない状況はいかにも痛快だった。

ふだんはNFLをたまに見る程度だが、やはりNFLと比べるとプレーの精度や戦術などに大きな差がある。それでも、組織立てられたプレーは楽しめたし、アメフトの面白さは十分に詰め込まれていたように思う。「護送船団タッチダウン」も珍しいものを見せてもらった印象だが、おそらく僕はこのプレーを忘れられないだろう。

もうJリーグのシーズンも終わってしまうので、ラグビーやアメフトで冬のスポーツシーンを楽しませてもらうとしよう。