【甲子園観戦記】別府青山-東北

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甲子園に行く、というか行こうと思う機会が来るとは思わなかったけど、多少なりとも縁のある高校が初出場ということで、遠征してきました。序盤は投手戦ながら、2番手以降の層の厚さは歴然としていて、それがこの7-2という点差につながったのでしょう。それでも、8回に集中打で東北のエース・高山から2点を奪って引きずりおろしたから、きっと選手たちにも満足感はあると思います。

それまでチャンスに打てず、タイムリーエラーまで犯していた別府青山の4番・脇が2点タイムリーを放ったときも感動したけど、それ以上に感動したシーンがありました。それは、終盤になって別府青山のセカンド・下郡が足を痛めて治療しているときに、東北ベンチからパッドのようなものが届けられたこと。高校野球らしい清々しさを感じました。この後、下郡はセカンドの守備を最後まで勤めたんだけど、試合終了の整列の際には足を引きずって、他の選手に肩を貸してもらっていました。

甲子園の浜風と、内野席の天井のおかげでそれほど汗もかかず、快適な観戦でした。ただ、座席が昔の日本人サイズで、膝が前の座席に詰まって困りました。別府青山の手作り風の応援も、東北のドスの効いた声の応援も、よかったです。