【韓国戦】明らかになったこと

今日のゲームの勝因は、FWとして点に絡んでいないのは物足りないとはいえ質の高い動きを90分間続けた巻と当たっていたGK土肥だろう。中澤の得点シーンも、巻が手前でつぶれたからこそ中澤の足にボールからぶつかっていってくれた。土肥も蜘蛛男の異名通り、持ち味の長い手を活かしたスーパーセーブで貢献していた。

この3試合で明らかになったことがある。それは、やはり欧州組の力は一枚も二枚も上だということ。それに挑みかかる意欲を感じるのは、巻や田中、阿部らであること。そして小笠原や本山、それに村井も代表のユニフォームを着るには十分な力が発揮できていないということだ。村井は、期待していただけに、ちょっと残念だな。

そして、それ以上に今後に波紋を残しそうなのは、1勝もできずに最下位に沈んだホスト国・韓国だろう。決定力不足の称号は、そのまま韓国代表に譲った方がよさそうなくらいのプレー。ボンフレール監督は、ほぼ間違いなく解任(or辞任)ということになるのだろう。