【人事の話】障害者雇用

昨日、グループ会社合同の障害者雇用フォーラムのようなものがありました。この企画、実際に障害を持ちながら勤務している社員が中心になったもので、一所懸命プレゼンしている姿が素敵でした。特に、僕と同じ人事に所属していて大阪勤務の同僚が、不自由な体と言葉なのに、(話の内容で)意図的に笑いすらとって話を進めている様子には感動するしかなかった!

僕も、前の会社では聴覚障害の部下を2人持ったことがあります。筆談やメールでのコミュニケーションが多かったけど、与えられたことはきっちりこなしたし、明るく仕事をしてくれていました。ひとりは残念ながら欠勤がちで、本採用には至らなかったんです。企業も法定雇用率を満たさないと「納付金」を払わないといけないから、障害者雇用には甘くなるもの。でも、障害者だからといって企業が一方的に枠をはめたら、彼らの成長にもつながらない。ある程度限定的な職種になるのは仕方ないけど、より難しい仕事にチャレンジできる可能性は、奪うべきではないと思いました。

彼らの一途に努力している姿を見て、自分も立ち止まっていてはいけないなと気持ちを新たにできたので、彼らの企画に感謝しなきゃね!