【MAN WITH A MISSION】The World's On Fire

MAN WITH A MISSIONの新譜「The World's On Fire」は、予想以上に満足できるアルバムだった。#1「Survivor」からダンサブルでドライブ感にあふれた曲が続いて、朝に聴くと一日がハッピーになりそうな、そんな仕上がりなのだ。ミドルテンポの曲もあるが、もう全部アップテンポで突っ走ってくれてもよいと思うくらいだ。ジャン・ケン・ジョニーのギターのリフが印象的で小気味よい。

レーベル移籍前の「MASH UP THE WORLD」に比べて音質が格段によい印象がある。移籍前もメジャーではあるのだが、何がそんなに違うのだろうか。ボーカルの響きも格段によいし、楽器の音の抜け方も違う。「MASH UP THE WORLD」は鼻が詰まったような音質だっただけに、そこが良い意味で期待を裏切ってくれたポイントなのかもしれない。

「Memories」や「ワンダーランド」も楽曲としての完成度は高いので、穴を感じない一枚だ。ライブ映えしそうな曲が多いだけに、マンウィズのライブがまた一層楽しみになった。