【霧島旅行記】高千穂峰登山ツアー

霧島は朝から小雨模様でしたが、高千穂峰登山ツアーは催行されました。ビジターセンターに着いて山岳ガイドの説明を聞くと、会社の同僚12名のツアーメイトはかなりビビってしまいます。新燃岳の火山灰が堆積しているために足場がかなり悪く、悪天候がそれに拍車をかけてしまうのです。

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歩きだしてみると、意外に快調。雨で生命力を得た新緑のエネルギーを感じる森はとても魅力的で、リラックスさせてくれます。整備された登山道は最初の30分だけで、そこからは火山灰の砂地と火山礫の岩場。景色を見る余裕もないまま、一気に高度を稼ぎました。

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1時間ちょっとの登りで「御鉢」と呼ばれる火口の縁にたどり着きます。しかし、ここで稜線に出た途端に強風が吹きつけ雨脚も強まってきたため、天逆鉾がある山頂のピークハントは断念して引き返すことになりました。靴もパンツもびしょ濡れだったので、その意味でかなりモチベーションは下がっていたので、山頂断念は気になりませんでした。

帰路はところどころでガイドの解説を聞く余裕があり、ヤマボウシの花や捻木などのことを学びました。ただ、僕は火山灰に足をとられて転倒してしまいました。幸い、掌を少し切っただけで済みましたが…

下山後は霧島倶楽部に立ち寄り、蕎麦のランチと温泉を堪能。残念ながら、今日を最後に長期休業に入るとのことでしたが、なかなかおいしい食事でした。